私がジェルネイル沼に引きずり込まれたきっかけ
おしゃれ女子、おしゃれママはネイルが素敵✨
私もオシャレになりたい!と言ってもネイルサロンって敷居が高いというか…ちょっと怖くて行ったことがありません。
しかもタイマン(?)で2時間とか会話スキルが無いと間が持てません。想像するだけで疲れてしまいます。
爪を綺麗にしたくてマニキュアを始める
どこでも手に入れられて、塗って乾かすだけという手軽さで、とりあえずマニキュアを始めました。
ベージュ系ならムラが目立ちにくいし、キューティクルラインが多少ガタガタでもそれなりに見える(と思っていた)。
しかし乾くまでの間の小一時間何も触れない。
当時子供が小さかったので、そんなに長時間指先が使えないのはとても不便でした。
ジェルネイルとの出会い
ジェルネイルの硬化したらすぐに指先が使える所が魅力で、YOUTUBEで手順を調べたりしましたが、工程毎にジェルを数種類買い集める必要があるのでなかなか手を出せずにいました。
そんな時たまたまLOFTである物を見かけてしまったのです。
HOMEIのウィークーリージェル!
かわいいパッケージに垢抜けカラー
何よりこれ1本でベース+カラー+ワイプレストップという手軽さで、約1週間でペリッとはがれるのでリムーバー要らずという夢のような商品でした。
塗って硬化するだけ!
ワクワクしてお試しで1本購入しました。
沼の始まり
この時の私はジェルネイルの知識はほぼ無いに等しく、甘皮の処理の仕方も知りませんでした。
とりあえずマニキュアと同じように塗ってネイルライトで硬化。
爪周りの角質もそのままで、所々角質にジェルが乗ってしまっていましたが、うるうるツヤツヤの綺麗な表面に感激でした!
1週間経つ頃にはだいぶ傷ついてツヤは無くなっていました。それに、角質に乗ったまま硬化していたのでキューティクル側はリフトしていました。
しかしジェルネイルの知識が無かった当時、すぐにオフした方がいいという判断が出来ず、そのままさらに1週間程過ごします。
流石に利き手の人差し指のネイルは、ある時ポロッと剥がれました。
他の指も爪の先端付近のネイルが欠けていてみすぼらしい印象でしたので、全部取ってしまおうと思いキューティクル側(爪の根本)からゆっくり剝がすと・・・
べりっ
なんだか不穏な音がしました。
が、たしかに説明に書かれていたように剝がすだけでネイルオフできました。
なんて簡単♪
しかし気になるのは、爪の表面が所々白くなっているのです。
ネイルの粘着が爪に付いているのかな?と思いました(粘着で張り付けているのではないのでそれは無い)。
何かが付いているのではなく、なんと爪の表面が剝がれていたのです。
検索してみると、「爪の表面もっていかれた」という表現で同じような現象の書き込みを見つけました。
その対策として
・ネイルオイルを垂らしながら剥がす
・お湯の中で剥がす
という書き込みを見つけました。
ネイルオイルを持っていなかったので、お湯で試しました。
結果としては所々表面が剥がれてしまいましたが、少しはましだったという程度の差でした。
ボロボロになってしまった爪を隠すため1ヵ月マニキュアを塗って凌ぎつつ、どうすれば綺麗に剥がせるのかを検索しまくる日々。
ピールオフジェルに向かない人もいる
剥がしてオフするピールオフジェルには他にも何種類も販売されていて、他のメーカーのピールオフジェルの口コミでも、やはり表面が剥がれるというケースがあるようです。
とある口コミの中に気になる意見を見つけました。
爪が伸びるのが早い人は、爪の密度が低くピールオフで剝がれてしまうのではないか
確かに私も先ほど書いた通り、一か月強でボロボロの爪が伸びて無くなる程伸びるのが早い方なので可能性はありそうですね。
しかし人によってうまく剥がせるメーカーが違うようなので、自分の爪がどのメーカーと相性が良いのかはやってみないとわからない、という結論にたどり着きました。
やってみないとわからない・・・うずうずしてしまう。
試してみたくなったらもう、やらずには居られないのが私です。
実際に試したピールオフジェル
ベティージェルピールオフベース
★リピート6本目♡もう他を試す気も起きません
ジェルミーワンはがせるベース
ペラベース
irogel ピールオフベース
sacra ピールオフベース
ネイル工房のペロリンはしばらく売り切れが続いて、そのまま試さずじまい。
この中でうまく剥がせる事が多かったのはベティーのピールオフでした。
というのも、ベティーは剥がす時点でも粘着のような質感なので、優しく剥がせば粘着が爪の上に残るほどなのです。
それでも急いでしまうとやはり爪表面が剥がれるので、私なりのコツを教えます。
1. キューティクル側から少し浮かせる
2. ノンアセトンのジェルリムーバーを隙間に垂らします
3. 20秒ほど待ってウッドスティックを滑り込ませる
無理に剥がそうとせず、引っかかったら2と3を繰り返す
私が使っているのはグレースジェルリムーバーです
ベティーのピールオフベースの上に最初に購入したウィークリージェルを使えば、あの可愛いカラーや表面のつるんとしたフォルムがまた楽しめる♡
ピールオフで自爪がボロボロになったのをきっかけに、ジェルネイルの深い沼に足を踏み込む事になったのでした。
プラバンにエンボスヒーターがおすすめな理由
キッチンのスペース事情により我が家にはトースターがありません。
なので以前の記事でも書きましたが、エンボスヒーターでプラバンを縮めています。
軍手をして、アイロン台の上でプラバンを竹串で押さえながらエンボスヒーターで温めます。
この方法にはメリットが2つあります。
【メリット1】大きいプラバンを縮めてもくっつかないように調整できる
トースターで大きいプラバンを縮めると、丸まったまま溶けてくっついてしまう事があります。そこまで来て失敗するとショックが大きいですよね。
エンボスヒーターで温める時には
- 温風を当てる位置を変えながら少しずつ縮めます
- 一か所が湾曲したら他の場所を温めて、全体的に同じ収縮率になるように調整していくのがコツになります
- 形によってはクルンと丸まってしまうのですが、軍手をして裏返して裏から温めるとくっつかないように縮められます
【メリット2】お花の形のようなカーブが付けやすい
カーブをつけるには、縮まってすぐにスポンジの上に載せて、真ん中を爪楊枝や棒で押します。
エンボスヒーターで縮めると手元にあるので、軍手をしていればすぐにスポンジに載せる事ができます。
これをトースターでやろうとすると、熱々のトースターを開けて取り出す事になるので危ないです。カーブをつける時はエンボスヒーターをおすすめします。
プラバンの着色
プラバンでアクセサリーを作る時、よく使われる着色は
- レジン
- マニキュア
- パステル
レジン、マニキュアは収縮後に塗布
パステルは収縮前に色を載せます
パステルや鉛筆でプラバンに書くには、紙やすりでプラバンの片面を軽くこすります。
紙やすりは240番あたりでいいと思います。
初めから片面がフロストになっているプラバンを使えば、やすりがけの手間が省けますよ。
こちら3~4年前に制作した物でブリオンが変色したりしていますが
お花の大きさを変えてたくさん作ると可愛らしいですよね。
痛いレジン作品とは
SNSを見ていると、素敵なレジンアクセサリーの写真が溢れていますよね。
そういう人は販売している事が多いので、感性を刺激する為に購入して実物を見てみるのがおすすめです。
しかし今やminneやCreemaも玉石混交で、いわゆる「オカンクオリティ」の作品も出品されています。
一見しただけで、ちょっと作って出品してみましたというレベルだなと感じてしまう作品の特徴を挙げてみます。
- 着色濃いめ
- ラメホロ多め
- 封入パーツ詰め込みすぎ
- 奥行き感を表現したそうな配置
- ネイルシールに頼りすぎ
- ラインストーンを封入しちゃう
どれもレジン初心者がやりがちな事なので、ママの趣味というイメージで出したいのでなければ商品として出品するのはちょっと、という感じです。
小学生女子はこういった作風が好きな子が多いので、娘のお友達へのプレゼントにはいいかもしれません。
少なくとも大人女子に購入してもらうために出品するのであれば
上記のような作品は避けた方がいいでしょうね。
レジンのコーティングどうすればいい?
結論から言うと、ルスターグロスのUV008をずっとリピートしています。
その結論に落ち着くまでは
UV-LEDライトで3分硬化したのにベタベタするなんて聞いてないし、コーティングが必要だなんて知らなかった!
つるっと仕上がるレジン液でも、バリをやすりがけしてコーティングするとか聞いてない!
後からあれこれ買わされるの、なんだか騙されてる気がして嫌だなー。
別の物で代用できないかな?
と思っていろいろ試しました。
まずなぜコーティングするのか?
- 硬化後ベタベタするレジンをつるっと仕上げる
- やすりがけしたレジンのコーティング
- 艶出し
この3点が主な目的になります。
思いついた代替案は3つ
【案1】硬化後つるっとさらさらした手触りになるレジン液なら代用できるのでは?
【案2】ニスを塗ればいいのでは?
【案3】ジェルネイルのワイプレストップで代用できるのでは?
思いついたらやらずに居られない興味散漫な私。
検証結果は次の通りでした。
------------------------------------------------
【案1】
硬化後つるっとさらさらした手触りになるレジン液なら代用できるのでは?
その一手間とは
エンボスヒーターはレジン液の気泡飛ばしや、プラバンを縮めるのにも活用できるので是非一つ持っているといいですよ👍
つるさら仕上げのレジン液おすすめ3選
レジン道の刹那
紗や工房のぷっくりキャンディレジン
名前の通り粘度が高く盛りに向いたレジン液ですが、仕上がりがつるんつるんで綺麗だったので温めてコーティングとしても使ってみたら美しい仕上がりでした。
レジンは本当に簡単綺麗にできるのか
毎度お馴染みのレジンは3Kについてのお話です。
今回は簡単・綺麗について
よく言われているUVレジンの手順は
- お好みでレジン液を着色
- シリコンモールドにレジン液を流す
- 封入パーツを入れる
- ライトで硬化
- シリコンモールドから取り出す
簡単ですね。
色はまぁ、綺麗でしょうか。
形はモールドの形になっていて綺麗です。
でもこの状態ではあげると言われてもお断りですね。
その理由は
- モールドの縁部分がガタガタ
- その上真ん中が凹んでたりする
- レジン液によってはベタベタする
- 金具も無くどこにも付けられない
全部解決策はありますのでご安心ください
【モールドの縁部分がガタガタ】の対策
縁をヤスリで削ってレジンで仕上げコーティングする
レジンは紙ヤスリで簡単に削れます
【モールドの縁部分がガタガタ】【その上真ん中が凹んでたりする】の対策
モールドの縁までレジン液を流したら、シリコンマットで蓋をして硬化する
周りにはみ出して固まったレジンはハサミでカット
カットした所はガタガタしているので、ヤスリで削ってレジンで仕上げコーティング
【レジン液によってはベタベタする】の対策
硬化したらサラサラに仕上がるレジン液を使う
またはコーティング用レジン液を使う
【金具も無くどこにも付けられない】
別途金具を購入して接着剤またはレジン液でくっつける
レジンだけで接着するのも可能ですが、強度を上げたいなら二液性接着剤+レジンでコーティングがおすすめです
どうですか?
色や形を綺麗に作るのは簡単ですが
「綺麗に仕上げる」のは面倒でとても簡単とは言えませんよね。
そしてヤスリがけ時の注意点ですが
ダストが舞うので、粉塵用マスクとメガネを着用し、集塵機か掃除機で吸いながらの作業になります。
キラキラかわいいレジン作品からは思いもよらない姿でしたか?
趣味で数個作ってみるくらいならさほど影響はありませんが、レジン作家と言われている人達は、健康上の理由で上記のような環境で制作しているはずです。
YouTubeなどで公開している制作風景はレジンを硬化する場面がメインなのは、その後の工程はとてもおしゃれとは言えないので、見せたくないのではないかと想像しています。
もう一つ残念なお知らせですが
レジンにドライフラワーを封入した作品はとても可愛らしく人気がありますが、どんなに綺麗でもレジンの宿命からは逃れられません。
数年後には必ず黄変します。さらにドライフラワーも退色していきます。
3年程前に制作し、室内の明るい場所に飾っていた作品がこちらです😭
レジン、本当に気軽に始めて大丈夫?
昨日の記事でレジンを3K(気軽に・簡単・綺麗)と書きました。
実際テレビやネットでよく耳にしますね。
結論から言うと、アクセサリーを作る程度であれば
しっかりと換気と手袋をしていれば過剰に心配することはありません。
とはいえ、気にしなくていいという事は絶対にありません。
実は私自身、室内でレジンを使用すると喉にかゆみが出ます。😱
そうです。アレルギーの原因になるのです。
私の使用環境は
・キッチンの換気扇を回し
・ダイニングテーブルでの作業
・ただ、真夏や真冬は窓を開けていませんでした
・一回の使用は3時間程度でも、毎日3年程続けていたので
塵が積もってしまったと考えるのが妥当でしょうね。
私の失敗から言えるのは
この年末年始に家にこもってレジンをやってみようと考えている方は
1. 対角線上の窓全開で挑みましょう
2. なるべく作業時間は短く
上記の環境なら否が応でも短時間になりますね!
3. 使い捨て手袋を使用する
もし素手で液体のレジンが付着したら速やかにアルコールで拭き取ってください
100均で売っている「レジン拭き取り液」はアルコールです
手袋はニトリルが指先にフィットして操作性が良いのですが、コロナ以前より価格が倍以上に高騰しています!
とても気軽とは言えない環境にはなりますが
それでもやってみたいという物好きな方は
楽しいハンドメイドライフを♪
もう一つ、キホンですが
火の近くで使用するのはやめてください。
商品にも「火気厳禁」や「危険物第4類第3石油類危険等級Ⅲ」の表記があります。
ハンドメイドアクセサリーを始める人増えすぎな昨今
TwitterやInstagramのTLにハンドメイドアクセサリーの画像が流れてくる事が増えてきた背景には、自粛生活でおうち時間が増え、新しく趣味で始めた人が多いと想像しています。
ビーズや金属パーツを繋げて作るピアス、プラ板アクセサリーや、リボンとグルーガンで作るヘアアクセサリーなど。
中でも人気なのは、レジンを使ったアクセサリーですね。
もともと数年前からテレビでもよく取り上げられていますが、気軽に始められて簡単に綺麗な作品ができるという3K(?)で、とっかかりやすいというメリットがあります。
興味散漫な私は、上記のアクセサリーに全て手を出しました。
必要な機材や材料は今や100均で揃える事も可能です。
それぞれについては追々個別に掘り下げて行きます。
ハンドメイドにはまると切っても切れないのが、在庫が増える問題です。
自分で使っても、家族や友人にプレゼントしても増え続ける在庫。
コロナ不況を背景に、自分の得意を収入にするというムーブメントがここにも流れてきていて、フリーマーケットやフリマアプリ、ハンドメイドマーケットプレイスで販売する人が増えています。
多くの競合がいる状況で自分の作品を見つけてもらう事が難しく、映え写真のセンスのある人もたくさんいます。
明らかにコロナ前よりもハンドメイド販売は材料費の回収すら難しくなっているのです。
そこに商機を見出し、”作ることを楽しんでいる販売の素人”をコンサルティングするビジネスが横行しているのが現状です。
いかにも素人なSNS発信をしようものなら、すぐに”いいね”という形でコンタクトを取ってきます。
はっきり書きますが、一人で作るハンドメイドアクセサリーの販売だけで大きく稼ぐのはほぼ無理です。
周りにはいろいろとささやいてくる人もいますが
自分が作るのを楽しむ事を大切に、ハンドメイド活動をしていきたいですね。